<第1回・情報関連のミニ・セミナー> のレポート

 当研究会では、教員と情報機器関連の企業との交流を進めるためにこのような場を設けました。今回は、今までにお世話になりました
企業の方々にお願いしまして、授業で使える機器や学校情報化に役立つシステムなどを説明して頂きました。

 時間の関係で今回5社だけにお願いしましたが、今後、様々な形で教員が先端製品に直に触れて気軽に質問ができる場を設定していきたいと考えております。

【1】 パナソニックSSマーケティング株式会社    教育システム事業部 藤原清隆氏

  今回は、教員が部屋のどこにいてもプロジェクタへの入力メディアを手軽に切り替えられるスイッチャーを中心に紹介頂きました。導入事例の写真をたくさん見せて頂き、どのような施設で利用されているのかが、よく理解できました。今回は、大学などの大規模教室が中心でしたが、次回は、中高校での活用事例を中心に紹介して頂けるのを楽しみにしています。今後、普通教室にプロジェクタとノートPCを配置する学校がでてくるとこのような無線のスイッチャーは、とても重要になりますね。

@液晶プロジェクター(TH-LB10NT)
   URL:http://panasonic.biz/projector

ADLP方式プロジェクター(TH-D5500)
    URL:同上

BLet's noteシリーズ他パナソニックPCについて
    URL:http://panasonic.biz/pc/

CRGBスイッチャー(弊社開発商品)

DIMRCリモコン(弊社開発商品)

 【2】 泉株式会社   大阪化成品課 日野清治氏

 プロジェクタのカートは、とても工夫がされていました。スライドするカバーが鍵付きであるので教室などの保管にも適しています。またプロジェクタそのものが小さくなったので、カートもコンパクトになりました。ノートPCを載せる台なども用意されていて使い易そうでした。今後益々小型・軽量化が進むと思います。このカートからは、掃除機の電源コードのように長いコードが伸びてコンセントまでつなげ、ワンタッチで巻き取れるようになっています。
それから黒板に貼れるスクリーンは、ホワイトボード代わりににもなって役立ちそうですね。スクリーンも持ち運べる時代になりました。

可動式スクリーン
  http://www.izumi-cosmo.co.jp/screen/

IZUMIは世界有数のプロジェクターメーカーにスクリーンを
OEM供給しています。その国際的なマーケットにおいて競争
力を得るには、品質(Quality)、機能(Fanction)、そして価格(Cost)
の全てにおいてバランスが保たれていなくてはなりません。

最新式のプロジェクターカート ↓

 【3】 ピー・アクティブ株式会社   時津秀二氏

 ペンタブを使うか、タブレットPCか、という選択になってくるかもしれません。とにかくキーボードではなくて、手書きができるというのは、様々な用途が考えられますね。ペンの操作に慣れるのに少し時間がかかるかもしれませんが、元々、書きながら考えているのですから、人間には、自然で受け入れられやすい周辺装置かもしれません。まだまだ色々な使い方ができそうなので、ペンタブを活用するためのソフトや装置が、まだまだ今後出てくるでしょう。

液晶ペンタブレット
  http://www.p-active.com/index2.html

XP-8060B (8インチ1024レベル)ペンタブレット

8インチ筆圧1024レベルペンタブレットが、ホワイトモデルに
なって登場。本格利用はもちろん!初めてのタブレットでも
やっぱり使い易いのは、このサイズ! WinユーザーもMac
ユーザーも、気軽に本格サイズタブレットをどうぞ。
   

 【4】 コクヨ近畿販売株式会社    ソリューション営業本部 由上泰幸氏

 コクヨさんのアイデアヒット商品のカドケシを参加者に頂きました。やはり今回紹介して下さった 「@Tovas(あっととばす)」もデータを「飛ばす」というアイデアから命名されたそうです。大量なデータを頻繁に送信するようになると、安全性やコストが心配になってくるという状況を先取りしたシステムの紹介でした。詳細については、是非、HPを確認して下さい。一口では、説明できません。

〜ビジネス電子文書流通・公証のASPサービス〜
  「@Tovas(あっととばす)」サービス開始
〜安価、安全、トレーサブルに、FAXやメールで送信〜

http://www.kokuyo.co.jp/press/news/20040520-272.html

近年、ビジネスのコンピュータ化・ネットワーク化が急速に進み、
企業の実務担当者においては「メールサーバの容量制限により
大容量ファイルが送受信できない」 「文書によってFAXする場合、
プリントアウトしなければならない」「ウィルスに気付かずデータを
メールで送付して、相手を感染させてしまった」などの問題が発生
しています。
「@Tovas」は、このような電子化されたビジネス文書・データ流通
における日常業務のコストとリスクを軽減し、同時にシステム間デ
ータ連携を簡便に実現できるASPサービスです。

 
   

 【5】 リコー関西株式会社   文教グル−プ 大坪靖典氏

 C社やE社が、プリンタ業界で先行する中、リコーさんは、白黒印刷と同じコストでカラー印刷をさせる、しかも高速で印刷し、速乾インクを使うという工夫をされた商品を開発されました。ちょっと商品は大きい感じがしますが、それでもカラーで両面印刷がスピーディーにできます。
 例えば、ロゴ作成といった生徒の作品をプリントアウトする際にトラブルにあった経験の先生は多いはずです。印刷時間がかかって授業が終わってしまったとか、途中で紙詰まりで授業がストップ、修理のために結局白黒印刷をせざるを得なかったことはありませんか?ビジネス対応のプリンタですので保守やメンテナンスにもかなり工夫されていました。特別価格の提供で衝動的に購入された先生もいましたね。


特徴:速い、安い、キレイ、頼れる、エコロジー

http://www.ricoh.co.jp/IPSiO-G/products/g7570.html

学校でも十分に利用できるカラープリンター

印字見本 →

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