第62回公開授業

情報学ゼミナール
「ファイナルプロジェクト演習発表会」
研究授業
意見交換会
平成21年2月3日(火)

専修学校京都コンピュータ学院駅前校
授業者:中村 州男 先生(情報)



研究授業  

レポート:奥田三郎

授業詳細:
前期「個人プロジェクト演習」「グループ・プロジェクト演習」を踏まえて,学習者自らチームを編成し,開発プロジェクト運営・企画・プログラム開発,発表会運営を行ってきた。

本日は、その成果発表会である。

開発したプログラムは国内最大のダウンロードサイトVectorに登録することを発表要件として,発表チーム等は要件を満たさなければならない。

1) ファイナルプロジェクト演習発表会

13:35〜 @チーム ThinkingBox(ppt発表10分,実演10分,質疑応答5分間)
14:00〜 Aチーム alpha(ppt発表10分,実演10分,質疑応答5分間)
14:25〜 Bチーム teamT(ppt発表10分,実演10分,質疑応答5分間)
14:50〜 C個人(10分間)
15:00〜15:05 終了(挨拶)(5分間)

2) 学習者との意見交換・最優秀賞と優秀賞決定・アンケート入力

15:20〜 学習者との意見交換会(新館3FEW32教室)
15:40〜16:10 最優秀賞と優秀賞決定・アンケート入力・まとめ講義


授業風景  ファイナルプロジェクト演習発表会   担当:中村 州男 先生
500人近い大ホールで発表会がスタート 各チームがソフトウエアー開発の経緯と工夫を説明
各チームの企画・分担・工夫・実演が20分で披露
発表会場受付を発表者の3回生で分担し運営
   
意見交換会
発表会場ホールから新館の講義室へ移動
近代的な簡素で明るい雰囲気のエントランスと講義室
コンピュータ室で、最終審査の意見・感想が活発に始まる
学習者全員が意見交換会に参加、外部の人と交流 アンケート・評価や感想の入力と優秀賞の決定
講師を囲み外部参加者の皆さん JR京都駅から10分の校舎から見た風景
   

・中村講師から説明が有り、その後司会者から外部参加・評価者の自己紹介を含め、発表会の感想と意見・評価を参加者がした。

・発表会前に中村講師よりファイナルプロジェクト演習の概要と経緯、評価ポイント等の説明を受けていたが、ソフト発表内容が難しく、1回(発表+実演20分弱)で理解するのはかなり困難であった。

・ソフトウエアーの機能・改良点・技術レベル・工数管理など開発と管理をチーム(6人)で実践する難しさに挑戦している姿が印象的で、社会に出た時の高度専門士のねらいも印象的であった。

・発表方法やチームワークについては役割分担や表現方法など各チームで個性が有り、工夫が多く見られた。

・発表方法については実演を含んでいたが、聞く側・対象者への配慮や訴えるポイントを工夫する点がもう少し必要に思われた。

・個人別スキルアップとチームワークスキルアップの両方を上手く取り入れられた講義で、中高校ではまだ実践されていないタイプの講義形式で、今後の広がりが楽しみである。

・TAの方が一人付いておられたが、在校生で大変優秀な将来が期待される学生であった。後輩達にとっては刺激になる先輩で良い学習環境と感じられた。

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