10月30日(日)  12:00 〜 15:30   会場: 大阪学院大学

記録:関西大学 上銘香苗  

 テーマ  【10年後、今ある◯◯はこうなっている!】 
 

 
  ■出場参加校  
大阪国際大和田高等学校   「We will do our best!」  
開明高等学校  「出来る限りやります!」
羽衣学園高等学校  「Bestをつくします!」
浪速高等学校  「絶対に優勝したいです!」
プール学院高等学校  「最大の思いで作りにしたいです!」
   
今年も会場は大阪学院大学の立派なホールを貸していただきました。


  各校のメンバー紹介
   
大阪国際大和田高等学校
羽衣学園高等学校
開明高等学校

プール学院高等学校
浪速高等学校

発表順番を決める抽選を行いました
その結果、発表順が以下の通り決まりました。
1番:  プール学院高等学校
2番:  浪速高等学校
3番:  大阪国際大和田高等学校
4番:  羽衣学園高等学校
5番:  開明高等学校
  プログラム
  時 間     内 容
  12:10〜   ■開会式
   
選手入場
奥田会長先生の挨拶
「今日のICTプロジェクトは非常に大きなプロジェクトです。基本的には高等学校生のコミュニケーション能力育成を目指しています。大切なことは今までの各セクションです。今日は、みなさんの成長の姿をこの場で是非発揮していただきたいです。」
選手宣誓

「宣誓、私たちはプレゼン精神にのっとり、
正々堂々と表現の汗をかくことを誓います。」
(浪速:山田さん)

今年のセッションの振り返り
「今年度で3回目です。3回も続くのはみなさんの力なしではできなかったと思います。テーマはコミュニケーション育成です。これまでで、何らかの形でこの力をみなさん育成してきたいと思います。今日はその場です。1回目は上宮高等学校で行いました。名札を作ってシールを貼っていこう・・学校紹介もしましたね。2回目は信愛で行いました。This is me.と題して自己紹介をしました。新幹線もしましたね。3回目は恒例のそば打ち、パスタ作りをしました。絵本の読み聞かせ、セールス合戦もしましたね。4回目は、タイマーで夏休みの3語プレゼンをしました。パワーポイントでのキャッチコピーのお勉強もしましたね。いよいよ今日は最終のプレゼン甲子園です。みなさん、今日は精一杯がんばってください。」

審査員の紹介

「リハーサルを見て、熱の入れように今年はすごいのではないかと感じております。がんばってください。」

大阪学院大学経済学部長:   白川 先生
大阪国際大和田高等学校長:   奥田 先生
大阪信愛女学院短期大学:   長尾 先生
大阪府立春日丘高等学校:   吉村 先生
清教学院高等学校:  山本 先生

  13:30〜   ■発表
   
1) プール学院高等学校


内 容
 「今の高等学校生と10年後の高等学校生は変っているだろうか?アンケートをとってみました。勉強方法は変っていると答えた人が多かったです。ITが発達してみんなパソコンで勉強して、塾に行く時間がなくなり自由時間が増えたり、その分いろいろなことに費やせる時間ができます。しかし、家庭、友達など大切なものは変らないと思います・・。」

●感想をどうぞ: 「緊張しました。」

 

2) 浪速高等学校

内 容
 「10年後の大阪の街に招待します。みなさん大阪の歴史はご存じですか?・・(歴史振り返る)これからの10年・・2005年以降いつ地震が起きてもおかしくありません。被害は・・復興により10年後は地上に車が走り、ビルとビルにつながっている通路を人が歩き、交通事故が減り・・LANが発達し・・いつでもどこでもインターネットができ・・」
 
●3Dは自分たちで作ったのですか?: 「スライド作りを先生に手伝ってもらいながら一生懸命製作しました。」

 

3) 大阪国際大和田高等学校

 

内 容
 「メディアの10年後についてしようと思いましたが、テーマが広すぎるので高等学校生になじみの近いアニメにしました。ネットで調べてみたところゲームの影響力の方が大きいのでゲームについてすることにしました。女子男子別でどのようなゲームをしたいか、なぜゲームをするのかを聞いてみました。そうしたら、主人公になりきれる・・などこのようなことが、ひきこもりにつながるのでしょうか?・・対策としてコミュニケーションをとるとTDR模範計画です。すると10年後は自宅でテーマパークみたいなゲームができると言うことですよね。」
 
●データは学年全員に聞いたのですか?: 「はい、305人にアンケートしました。」
●アピールするとしたらどこ?: 「劇です。」
4) 羽衣学園高等学校

内 容
 「10年後の学校はどうなっていると思いますか?私たちは10年後からの留学生です。みなさんを10年後へ・・今日は10年前のインドの学校を勉強したいと思います。・・10年前は読み書きが出来ない人が3人に1人はインドにいました。・・Back to the・・10年後は熱かったね。酸素は大切にしないといけないね。10年後よりよくなるまでがんばらないとね。」
 
●未来からの留学生は誰のアイディア?: 「彼女(発表者の1人)です。」
●全部このような発表かなと思っていたのですが、劇のプレゼンはインパクとがあるなと思いました。全員が参加できるプレゼンがすばらしかったです。自然でアドリブもあってよかったです。セリフは考えてあったの?: 「セリフは作っていません。すべてアドリブです。」

 

5) 開明高等学校

内 容
 「10年後、男女の立場が完全に逆になっている。女性の性格が強くなっていると思うのですが、あの先生、青い服を着た先生の権力が学校内で強くなっています。(みんな笑う)先生の奥さんはどうですか?・・社会的役割が変る。・・女子の高学歴化がおきる。・・家事をする男性の増加・・以上の調査考察により、逆転夫婦の増加、完全に逆になっている・・」
 
●リーダは彼女ですか?: 「はい、そうです。」
●娘さんのプレゼンを聞いてみてどうですか?: 成長したなと思いました。(保護者)

 

各校のプレゼンアピール

開明高等学校: 「今年度から共学になって男子の方が生徒数が多いのに、女子の存在感が大きいところに疑問を持ってこのテーマにしました。」

大阪国際大和田高等学校: 「昨日10時まで学校に残ってやりました。」

プール学院高等学校: 「人数が2人しかいなくてたいへんだったのですが、2人でやったのもいい思い出になりました。」

浪速高等学校: 「意見が合わないところもあったけど、がんばってやってきました。」

羽衣学園高等学校: 「人数が多くてまとめるのが困ったのですが、清き1票をお願いします。」

 

  14:30〜   ■エキシビション
   
上宮高等学校教員チーム

内 容
 「コンピューターの記憶容量が人間一人の頭脳に結ばれる。ロボットによる老人介護が始まる。囲碁将棋に必勝する人工能が発達する。20Qと言う20の質問に答えるだけで考えていることがわかる人工知能。いろんなものがどんどん発達していくと言葉のない世界になるかもしれない・・」

 

関西大学学生チーム
内 容

 「2015年テレビショッピング。関西大学がお送りします。少子化からペットを飼う人が増える。そしてこちらの商品はニューバウリンガル。・・マンリンガル人間の言葉を犬の言葉に変換する商品を開発中です。・・」
日本文教出版チーム
内 容
 
 「個人間の格差が広がる。問題だ問題だと考えられていることの対処法はないと思い、身分制度を受け入れるようになる。情報技術との発展により綺麗な画像がすばやく送ることができる。情報機器の小型化。電子ペーパー・・バーチャルキーボード・・教科書のデジタル化、あらゆる感覚の伝送の研究、ユビキタスコンピュータ、寒そうだと感じたら温度設定をあげるエアコンなどの実現、人間の一生涯の記録システム、5TBあれば人間一生の記録ができる。・・・権力の力が働く場面がますますわかるにくくなる。・・考えることをやめてPCにまかすようになる・・しかし未来を作るのは人間です。」
エキシビ日文
  15:20〜   ■VBへの書き込み
   
  15:35〜   ■審査の発表
   
優 勝 校  開明高等学校
表現バラエティ賞  大阪国際大和田高等学校
浪速リサーチ賞  浪速高等学校
演 劇 賞  羽衣学園高等学校
ワイド画面が素敵で賞  プール学院高等学校

優勝の賞状授与  開明高等学校


優勝の賞品授与  開明高等学校
表現バラエティ賞 大阪国際大和田高等学校
表現バラエティ賞 大阪国際大和田高等学校
浪速リサーチ賞 浪速高等学校
浪速リサーチ賞 浪速高等学校
演 劇 賞  羽衣学園高等学校
演 劇 賞  羽衣学園高等学校
ワイド画面が素敵で賞  プール学院高等学校
ワイド画面が素敵で賞  プール学院高等学校
◆審査結果の講評
 「審査がたいへんでした。プール学院は2画面使われてスライド作りが大変よかった。浪速は、CGを使われたりよく歴史が調べられていて努力が見えよかった。大阪国際大和田は、アンケートで実際に調べられたのがよかったが、まとめが少しあまかった。羽衣学園は、勢いのあるプレゼンでよかったが、最後が少しあまかった。開明は、テーマが非常にクリアで、とてもよかった。」
 
◆OG、審査員からのコメント

○「スライドが個性あって参考になりました。」(OG)
○「楽しく見させていただきました。内容が非常に優れていました。充分に準備されていて参考になりました。」(東京成徳大学高校:増澤先生)
○「特徴があり、あきることがなく見させていただきました。」(四日市高等学校:清水先生)
○「約半年間、ありがとうございました。参加して変ったことはありますか?」(信愛:石部先生)
  ・「仲よく人と話せるようになりました。」(生徒)
  ・「前で話すことが少し自信がつきました。」(生徒)
  ・「難しさと楽しさがわかった。」(生徒)
  ・「どうどうと話せるようになりました。」(生徒)
  ・「臨機応変に対応できるようになりました。」(生徒)

○「VBの書き込みを見ながら終わりたいと思います。プレゼンとは何?の質問に「自分の・・・、自分を・・・」と書かれている人がいるように、どんどん次の進路先に成長していただけたらと思います。」(羽衣学院:米田先生)
  

「これからも表現の汗をかいてプレゼンに磨きをかけていってください。これにてプレゼン甲子園2005を閉会したいと思います。」(司会)

 

    ■指導側ミーティング、振り返り
   

・ 「みなさん、お疲れ様でした。どうもありがとうございました。東京から1名、四日市から2名、保護者の方2名、学生さんも多く参加していただきました。先生方何か一言お願いします。」(信愛:石部先生、羽衣:米田先生)
 
・「普通の自己紹介はおもしろくない。自分という者を表現する。ということで名札作りにしました。参加すればするほどシールが増えていったら参加しながら楽しめると思いました。自分を見つめ直すことで表現できると思いました。」(精華:村上先生)
 
・「2回目This is me.情報をまとめて自己紹介はお決まりのことしかでてこない。そうじゃない自己紹介ということで、これなら自分を表現できるものを生徒たちに振りました。そうしたら、みんな自分の大切なものをもってきてそれでプレゼンをしました。ずっと見ていて物怖じしない生徒が今年多かったと思います。」(清教:山本先生)
 
・「3回目今年度はじめてしたのが、三村先生の図形をもちいて上手く伝えることができるか、最後に避難もしました。朝にはパスタ作りもあったので生徒たちは非常に忙しい1日だったと思います。コメントの中には何か1つを絞った方がいいのではとお意見いただいたのですが、限られた時間いろんなことができてよかったと思います。」(プール:林先生)
 
・「夏休みの思い出を3語プレゼンしてもらいました。」(信愛:石部先生)

・ 「3回のセクションでしたが、4回の方がいいのではと思われる先生方おられますか?参加が5校でしたが、各学校でテーマを決めてやってきて指導していてお気づきの点をお願いします。」
 
・「1週間でテーマが決まっていなくてどうしょうかなと見ていたのですが、話し合っていく中で膨らませられる、自分の考えが言えるものにしました。苦労した点が構成があまい。わかっていない。1つのスライドに全てをいれてしまったりしていたので、指導しました。PCの技術と練習量が足りなかったのですが、本番とても上手くできていました。」(開明:角田先生)
 
・「初めから2画面でいくことにしていました。発想の充分な子がいたので進むのが早かったですが、何でも出来るようなタイプの生徒ではなかったのでそこの指導は少したいへんでした。」(プール:小池先生)
 
・「プレゼンと勉強をつなげて教えていきたいと思います。今週の火曜日まで中間テストだったので水木金とではぼ完成しました。たくさん話し合いしまして、脚本も膨大なものになりました。」(大和田:西田先生)
 
・「明日は実力テストで、英語の本を持ってきて待ち時間に勉強していました。パワーポイントを1から教えることもFlashを教えるのも一緒だと思い、パワーポイントではできないものも取り入れてみました。」(浪速:村嶋先生)
 
・「プレゼンに重きをおいているので、セクションではパワーポイントの使い方しかしていませんが、今日の浪速高等学校の発表で他の生徒の刺激になってよかったです。」(羽衣:米田先生)
 
・「劇風にしたいと生徒が言ってきて、セリフを作らない。する度にプレゼンは変ってもいいと汲み取ってもらっていたのと、自分等のらしさをきちんと出していこうとしていました。」
 
・「去年と変った点は、HRティチャーを変えたのは、どうでしたか?」(信愛:石部先生)

・「よかったと思います。」(プール:林先生)

・ 「このICTは生徒以外にもいろんなスキルをつけてもらおうと言うのがテーマでして、事前にわかっていなかったらしんどいと思いますが臨機応変に対応されていただいて学生さんや教員のスキルアップにもつながったと思います。」(羽衣:米田先生)
 
・「1年目と3年目で、今ここで書き込みを読んでいたのですが、比較的にみんな同じような書き込みを書いていてこれは印象ですが、これは似たようなタイプの子が各学校で集められたのではないかと思いました。1回目の方が異質ないろいろな生徒が集まったのではないかと思いました。いろいろな人が入ってきたから学べたと思います。」(信愛:長尾先生)
 
・「画面の色とプロジェクターの色は違う。そこまで気にしてくれたらよかったなと思います。セッションとしては各生徒成長したと思います。」(府立春日丘:吉村先生)
 
・「今日リハーサルしていて、本質的な基礎トレをしているので、それをつくりあげる時間もあってもいいなと思いました。そうしたらスタートラインができると思います。」(清教:山本先生)
 
・「各学校でやっていく中で、制約がある。他でやっているプレゼン大会とは違う。それで継続するにあたってどうかと・・」(信愛:石部先生)
 
・「成果をまとめて出す時間がないのがネックなのでそこを時間をかけて伸ばすのが必要かと思いました。せっかく考えること比較することありますので、大事なことだと思いますので、改良して前進しないとと、思いました。」(会長)
 
・「大学生のみなさん、買い出しや、記録までしてもらってありがとうございました。みなさん、流れを頭に入れていただいて今後するしないを検討していこうと思いました。」(羽衣:米田先生)
 
・「個人の感想ですが、教員の中のコミュニケーション。いきいきと引き出されているそう言うことを毎回感じています。」(清教:小林先生)
 
・「まとまってきたものがあると思います。それをやぶるのは難しいと思います。忙しいという点もあるのでそれだと短期でどうしあげていくか大事ですし、どうしていくか難しい部分があると思います。」(府立成城:竹内先生)
 
・「緊張しました。目の前にいるのは高等学校生で反応してくれなかったらどうしょうかと思っていたのですが、高等学校生との発想の違いが見れてまた教科書作りに発展していこうと思います。」(日文:池田さん)
 
・「長い間、ありがとうございました。」(信愛:石部先生)


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