6月25日(土)  14:00 〜 17:50   会場: 大阪信愛女学院短大鶴見キャンパス
    ホームルームティチャー: 山本先生, 角田先生
   
記録:上銘香苗(関西大学)


本日の予定

 
1) 生徒への今日の流れを説明
2) 先生による This is Me.(山本先生、角田先生)
3) 班に別れてThis is Me.
4) 先生によるThis is Me. (プール和田先生、香月先生、小池先生)
5) 各班の代表によるThis is Me.
6) 新幹線で隣りに座った見知らぬ人とコミュニケーションをとる
7) VBB
8) 教員による振り返り
 
◆参加生徒
計30名
羽衣学園高等学校   9名             
大阪国際大和田高等学校  4名
梅花高等学校  4名
プール学院高等学校  5名
浪速高等学校  3名
開明高等学校  5名
 時 間
    内 容
   
今日のセッションに生徒たちが用意した小物

〜導入〜
 


山本先生
「前回はシールを通して自己紹介してもらいました。今回はもっと自己について考えてもらいたいと思います。班に分かれてThis is me. をしてもらいます。そして、人の発表を見て良い所を見つけて、コメントをつけてその人にかえしてほしい。そして、一番良かった人を選びます。そして、悪いところを見つけて改善点を探しましょう。まず、お手本で角田先生に宿題のプレゼンをやってもらいます。では、角田先生の評価を先生方、誰かしていただけませんか?(3名選ぶ)」

角田先生プレゼン
「角田まゆこと言います。名前から紹介します。角田なので「つの」と言われています。まゆこの名前は生まれた時に、髪の毛がなく眉毛だけあったのでまゆこになりました。性格はおっちょこちょいなのですが、最近落ち着いてきました。それは年齢のせいではなく、留学中にベリーダンスをして直訳しては腹ダンスをやることによって(生徒たち笑う)落ち着いてきたと思います。」(ベリーダンスの画像を見せる)

   
   

   

〜評価〜
 


汗かいて一生懸命にされていたので、雫シールを渡します。
テンポが早いので、飛行機シールを渡します。
凛とした女性と感じたので、のりシールを渡します。

  
〜ボード色別
教室移動〜
   色: (後見人)
赤色: 香月先生
青色: 名手先生
緑色: 小池先生
黄色: 齋藤さん
黒色: 名手先生
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
     
〜黒ボード班〜
  大泰さん(関西大学)
「みんな宿題やってきているから、2分間自己紹介できますよね?出来ない人いますか?」【生徒反応なし】
名手先生
「では、自己紹介一人ずつしていってください。」
生徒1
「山本です。こうやってみんなで集まることはないと思うので今日は楽しみです。」…【順に発表】
名手先生
「もう一度順に自己紹介していきましょう。では、私から。私は、名字は名手と言い、変わっているとよく言われます。あと、みなさん、私はいくつに見えますか?(生徒それぞれ30代と言う)いえ、私は23です。よくふけ顔と言われています。教師になってから2年目がたちます。では、次、山室先生から。」
山室先生
「長年教師をしていましたが、関西大学院に今年から入学しました。とても宿題が多くてたいへんだなと感じております。…」
生徒2
「清水と言います。僕は浪速高校です。南港に住んでいて家の周りは木がとても多いです。僕の家に友達を呼んだら、友達たちは何もないところだねと言われました。」
生徒3
「山本です。プール学院です。ダンスが好きで一回練習しすぎで足をいため、やめていたのですが、最近またはじめました。」
生徒4
「村松と言います。スケートを小さい時からやっています。今は、ジャンプの練習をしていてスピンはバランスが悪くてまだできないです。」
生徒5
「僕の名前は田所です。みなさん、パンドラの箱を知っていますか?最近、はまったのですが、悪いことをしたらその箱に閉じこもられてしまうと言う箱です。僕は本好きなのですが、内容よりは本に出てくる単語や言葉にこだわってしまってそっちばかりにいってしまうので、本の内容は読んだけれど覚えていないことがよくあります。」
…【順に発表】

名手先生
「今度は前で発表するつもりでもう一回発表しましょう。そしてみなさん、シールを渡してコメントをしてあげましょう。では、あなたから順に次はプレゼンしていってください。」
生徒5
「みなさん、僕は本が好きででも内容は覚えていないことが多いです。内容よりは本に出てくる単語や言葉にこだわってしまう癖があります。本は読んだけれど覚えていないことがよくあります。」
名手先生
「みなさん、何かコメントがありますか?」
山室先生
「今ので1分30秒です。」 【生徒反応なし】
名手先生
「では、みなさんコメントを考えてあげながら次の人プレゼンを聞いてあげてください。」
生徒2
「清水です。大和田高校です。僕は小さい時から、サッカーをやっているのですが、高校に行ってからは勉強をがんばりたいのでサッカーは趣味にして勉強中心にやっていこうと思います」…【順に発表】
名手先生
「では、みなさんシールとコメントをしてあげていきましょう。」
生徒1
「清水君(生徒2)はスポーツ万能そうなのでサッカーシールを渡します。」
生徒3
「清水君(生徒2)はお家が南港の近くということで船シール。」
生徒2
「村松さん(生徒4)はスケートをしていたそうなので、氷のイメージのシールを渡します。」
名手先生
「では、みなさん代表者を決めましょう。」【多数決で決める】
名手先生
「では、田所くん(生徒5)に決定です。」

  
   〜3時25分まで休憩〜
  

   
     
    名手先生
「それでは、代表者の田所くんについてみんなに考えましょう。例えば、本が好き。現実離れしたものに興味がある。他にないかな?質問をしてあげてひきだしてあげよう。あと、みんなの意見をメモしてくれる人、誰かしてくれませんか?」【生徒1人手をあげる】
生徒3
「本が好きと言うことは、勉強にも興味がある?」
大泰さん
「どういう本を読んだりするの?」
田所くん(生徒5)
「中学から本をジャンル問わず、読んでいます。興味があるものにはすぐにつき進んでしまいます。」
名手先生
「一つこれで、興味があることに行き進む性格がわかったのじゃないかな?」…
 
〜代表者の
プレゼン開始〜
 

山本先生
「それでは、まず最初に先生方のプレゼンをしていただきます。最初にプール学院の和田先生お願いします。」

プール学院 和田先生
「私は、授業の教科書を自分で作っています。日常に面した理科、難しい言葉で理科を話しても意味がないと考えています。…」2分25秒

 

   
   

梅花高校 香月先生
「私は、国語の先生です。国語と言えば?(生徒に順にあてていく)そう字がきれい。書いてきた字をみせます。粋という字を粋な感じで書いてみました。また、楽しいと言う字を楽しいと言う感じを思いながら書いてみました。私は、この字を書くのに1日かかりました。書道は自分と向かいあうことが大切です。…」2分50秒

プール学院小池先生
「いろいろな教科の教員免許を持っています。どれを持ってきたらいいかわからず、今日は四葉のクローバーを持ってきました。世間には四葉のクローバーの偽物があったりしますが、ここに持ってきたのは本物です。私は、四葉のクローバーの栽培方法を開発しました。…」1分27秒

   
   

生徒黒チーム
「私の趣味は本を読むことで、それは内容ではなくてその本の中で、自分の興味をもったことにハマります。私は最近陰陽に、ハマりました。陰陽の、白の中の黒は、白い中にも黒がある。黒の中の白は黒の中にも白があるということです。陰陽度はこの世の万物のことを表していて…周りの人からはこう言う話をするともういいよ。と言われます。こんなように無駄なことばかりやっていますが、自分の興味のもったことにはつき進む性格です。」2分5秒

生徒黒チーム引率 名手先生
「選ばれた理由はみんなの推薦です。陰陽についてすごく説明してくれて、性格の特長ともいえる感心があれば、つきすすむところがでていると思いました。」

  
  
   

生徒赤チーム
浪速高校の東です。僕は野球をしていました。試合は代打で出ていました。僕の通っていた中学は、野球はそんなにも強くなかったのですが、僕が中学2年生の時からだんだんと強くなりました。岸和田の大会で優勝しました。僕は2アウトのドタンバの時に自分が行かないといけなく緊張したのですが、ヒットが打てました。今は、野球はしていませんが、僕が国公立の大学に行けたらまた、野球を始めたいと思います。」1分20秒

生徒赤チーム引率 香月先生
「彼にはキャッチコピーがあり、本番に強い男でもっと本番に強いところを岸和田の大会を例にあげ、どのように強いのか、繊細に話してほしくて彼を選びました。」

  
  
   

生徒青チーム
「小学3年生のときに読んだ本の意味を今になってわかることがあります。その本をくれた祖母にその話をすると大きくなったねと私の成長を喜んでくれます。私自身も自分の成長に気付くきっかけになりました。」

生徒青チーム引率 村上先生
「順番に発表してもらい、ブラッシュアップのよいネタをもっている人を選びました。時間がないのが困りました。このプレゼンで何が言いたいのかをはっきりしょうとしました。また、どうやったら伝わるかを練り上げました。」

  
  
   

生徒緑チーム
「今時の女子高生を紹介します。おださんは習字が得意な女子高校生です。あと、この子はプリクラが好きで無駄なお金を多く使っています。坂本さんは絵が好きで、私は田辺です。声が大きいと言われます。将来はアナウンサー希望です。声が大きいのはメリットとデメリットがあり、メリットは道に迷わない。デメリットは授業中に話をしていたら私だけ怒られます。」

生徒緑チーム引率 北村先生
「5人の宿題を見て悩みました。田辺さんはアナウンサー志望で、声と表情が魅力的なので、ニュース形式にして、ニュースの中でみんなの紹介と自分自身のアピールができたらよいと思い、こう言うような形式にしました。」

  
  
   

生徒黄チーム
「将棋にはおじいちゃんとの思い出があります。私はとてもおじいちゃん子です。近所の人にも仲がよいとよく言われます。しかし、おじいちゃんは脳梗塞になり歩けなくなりました。私は歩こうとおじいちゃんを誘い、後に歩けるようになりました。私はおじいちゃんから将棋を習いました。負けず嫌いな私をおじいちゃんはわざと負けてくれます。私が勝負に勝ったらおじいちゃんはニコニコと笑います。私は、当時何で、おじいちゃんは負けたのに笑っているかわからなかったのですが、おじいちゃんの優しさだと最近になってわかようになりました。私もおじいちゃんみたいに周りの人に優しさをもって接していきたいです。この将棋は(将棋を見せる)家の余った木で作りました。私はおじいちゃんが大好きです。」

生徒黄チーム引率 斉藤さん(関西大学)
「満場一致で決まりました。声が大きく、おじいちゃんの話が印象的でおじいちゃんの話をしながらも自分らしさがでていると思いました。」

  
  
     
〜教室移動〜  

石部先生
「急遽、今からプログラムを入れます。新幹線で乗り合わせマナーの悪い客に対して緊張のある場からコミュニケーションがとれるか、生徒中心に5分間しゃべらせてください。2人1グループ(先生1人、生徒1人)になって行います。この事は、生徒には知らせていません。」

石部先生
「いろいろなグループがいました。それでは紹介をそれぞれしていこうと思います。では、そちらのグループは、一生懸命しゃべっているのだけど、先生が全く話してくれなくて困ったのじゃない?でも、めげずに話しかけていましたね。…では、各グループで感想を言って終わりましょう。」

  
  
  
  

〜PC室に移動〜
 
生徒たち、掲示板VBBに感想を書き込む。   
  
  

〜次回の連絡〜
 


米田先生
「次回は7月18日11時スタートで、羽衣学園集合です。手打ちそばをします。自分らしさの表現や相手に伝わる話し方、受ける側、伝える側の体験をしてもらいます。では、書き込み終わった方から帰ってください。」

 〜指導者(教師・学生)のみ感想〜
   

米田先生
「東京から見られている先生がいます。本日の感想を言っていただきたいと思います。」
「こんにちは、自由学園のサラシナと言います。ここに集まられた教員の皆さんは、どういう志をお持ちなのか、私は非常に興味があります。貴重な土曜日を生徒たちに熱意をそそいでいらっしゃると本日を拝見させていただきました。この熱意を折角なので、私は、もっと規模を大きくして生徒数30人ではなく、300人の生徒で大規模なものができたら、もっと大阪の高校生たちのプレゼン能力があがるのではと思います。そして、大阪らしさを期待していたので、もっと大阪らしさがみたかったです。東京でもこう言うことをしていきたいです。」

松田先生
「東京から来た松田です。去年、プレゼン甲子園を拝見させていただいたのですが、プレゼン甲子園は集大成であって、各セッションに意味がある。と長尾先生に言われ今回拝見させていただきました。先生たちの熱意を感じられた1日でした。」

山本先生
「今日はありがとうございました。自分を出して自分を伝えることは、自分を伝える事とプレゼンを結び付ける本日のテーマを生かすことで、よりよく表現できていくのではないかと思います。前回の反省点で、前で発表できなかった生徒に対してひのめをみる場を作ろうと言うことで、各班内でシールを配りコメントをつけて返すと言うことで解消できたのではないかと思います。前回との進歩として班の中が充実したのではないかと思います。また、ブラッシュアップをするための教師のスキルが難しいと思いました。」

香月先生
「本日のセクションは、プレゼンの基礎中の基礎であり、どこにいっても使えるもので非常に重要であると感じております。また、生徒の伝えたい思いは、スキルは別にして、生徒自身伝えたいと思う気持ちは熱いと印象を受けました。緊張していた顔がプレゼンをしてから、顔がなごんでいたので、生徒たちは達成感があったと思います。来月の手打ちそばに期待します。」

林先生
「確信の部分がまだ未定なので、よければ皆さん、知恵をください。今日のセクションで、先生の要求をどこまでするか、例えば、新幹線で冷たくしすぎるのもだめで、優しすぎるとそれもだめで、どこまでするのかが難しいと感じました。…」

米田先生
「5つの関門が難しいので、生徒たちに今日冊子を渡しています。もちろん、イメージをくつがいしていただいても結構です。先生たちの研修もねらいです…次回のホームティーチャーは林先生と井村先生と吉村先生と富田先生です。また、情報の大会で松本先生が発表され、今井先生がキャラバンの報告などをされました。8月に講習会を企画しており、近日中にホームページの方にアップされるのでそちらもよろしくお願いします。」

  
  
 

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