8月30日(土)  14:20 〜 17:50   会場: 大阪信愛女学院高等学校

第3回のセッションは、「とにかく、恥ずかしがらずに人前でしゃべろう!」のテーマで行われました。

内容は、
(1)夏休みの出来事についての1分間プレゼン(全員)
(2)先生方のプレゼンの紹介
(3)プロのプレゼン
(4)5つの場面における「発話」の練習
   ・列車運休を謝るJRの駅員
   ・雑誌をセールスする販売員
   ・道を教える警察官
   ・西部警察の事故を謝罪する記者会見
   ・かみしばいの読み聞かせ
(5)しゃべりのポイント指導と今後の予定の説明
(6)簡単な総括
(7)生徒によるVBBへの書き込み
(8)先生によるミーティング・今後の予定
    でした。

◆参加生徒 
計18名
 
羽衣学園高等学校   3名             
大阪国際大和田高等学校  3名
プール学院高等学校  4名
四條畷学園高等学校  2名
精華高等学校  4名
向陽台高等学校  1名
◆指導教員 
  計20名
 
蔵口勇雄, 西田由佳 (大阪国際大和田高等学校) ◆学生 坂田篤志 (関西大学総合情報学部)  
長尾尚, 石部睦雄 (大阪信愛女学院高等学校)       角田まゆこ (サンフランシスコ州立大学院)
米田謙三 (羽衣学園高等学校)        
小池崇司, 林恵美子 (プール学院高等学校)   ◆企業   時津秀二 (株式会社ワコム)
飯田英佳, 広田顕子 (四條畷学園高等学校)        
小林直行 (清教学園高等学校)   ◆協力   山口 (大阪信愛女学院メディアセンタ)
村上徹 (精華高等学校)       福若 (大阪信愛女学院メディアセンタ)
竹内健二 (府立勝山高等学校)        
吉田泰明 (向陽台高等学校)        
池田竜司 (上宮高等学校)        
三保木昭雄 (四天王寺高等学校)        
 時 間   内 容
2:20〜 ■まず、今日の内容について、説明します。
 今日のテーマは「人前でのしゃべりをたくさん経験しよう。」です。

■まず、最初は、「この夏のことで、人に伝えたいことを1分でしゃべろう。」です。
 「この夏言いたいこと」 良かったことでも腹が立ったことでもよい。
 今日は、場数を踏むことが目的です。
 最後に,何人かにもう一度同じ話をしてもらい、,どう変わったかを見ます。
 <生徒・先生、この夏休みに感じたこと、経験したことを1分にまとめ、スピーチします。>
  ※石部先生お手製の箸のくじ引きで発表順の抽選をします。


   

  

  
  
  
3:00〜 先生方のプレゼン紹介
これは、前回の反省の時、生徒たちから、「コンピュータを使ったプレゼンで、どのようなことが出来るのかを知りたい。」という要望から、以下のプレゼン発表を見ました。
(1) 3つのパターンでの、学校の紹介プレゼン
  ・文字中心のプレゼン (四條畷学園高等学校 飯田先生)
  ・写真中心のプレゼン (羽衣学園高等学校 米田先生)
  ・ビデオでのプレゼン (精華高等学校 村上先生)
(2)台風についての画像・動画をもちいたプレゼン (大阪府立勝山高等学校 竹内先生)
(3)プロのプレゼン (潟純Rム 時津秀二氏)
液晶タブレットを使って、その商品の紹介。自己紹介をしつつ、知らないうちに商品の特徴を随所に取り入れ、生徒達の液晶タブレットに対する興味を引きつける絶妙なプレゼンでした。

   
文字ばかりのプレゼン 写真を中心にしたプレゼン 動画を使ってのプレゼン
   
文字・画像・動画を用いたプレゼン ペンタブレットを用いたプレゼン ペンタブレットに関心を持つ生徒ら
 
3:30〜
■5つの場面における「発話」の練習 (場数を踏ませる目的、羞恥心を捨てさせる)
以下の5つの場面における話し方や質問に対する返答のしゃべり方の練習を、ローテーションで体験していきます。
先生方は、それぞれの聞く立場で質問を浴びせます。
 1) 列車運休を謝るJRの駅員
 2) 雑誌をセールスする販売員
 3) 道を教える警察官
 4) 西部警察の事故を謝罪する記者会見
 5) かみしばいの読み聞かせ


ローテーションで、次のコーナーに移ったら、練習を1分します。 その間、聞き手らは質問などの作戦を立てます。
   
まず、先生方にプリントを配布し、内容説明。   先生方を5つにグループ分けをします。    生徒も5グループに分けます。    
↓ 石原プロ社長に代わり、西部警察での事故説明の記者会見をするコーナー
   
「竹取物語」のクライマックスシーン紙芝居の読み語りコーナー

※感情を込めて、聞いている人の表情も見ながら、恥ずかしがらずに読み聞かせる事が大切です。
   
↓ 週間英和新聞:朝日ウイークリーのセールスをするコーナー
※そんな説明で売れるかな?
   
JRの踏切事故による駅員の説明コーナー →

※上司からの注意として、事故の程度が分かるまでは極力最低限の情報だけを提供し、後の混乱を避ける事、として指令が出ています。
中には詰め寄る乗客(?)も・・・
   

 交番での道案内コーナー

※ あなたの学校の近くにある駅前交番所に勤務する警察官です。今日も、交番所にいると、道案内の依頼をする人がやってきました。
この人達に、駅から学校までの道を、行くまでの目印や距離、時間などを分かりやすく教えます。質問が出たら、丁寧に答えます。

   
↓ 途中で、一旦集合。 前半を見ての注意点と再度ポイントの確認。さらに、先生の見本を見て、もう1度、やってみます。
しかし、先生方のお手本はどれも見事に演じておられます。生徒達には、いい刺激になりました。

5:00〜

■石部先生からのポイント指導と今後の予定の説明
 スピーチだけでは、,パターンが決まってしまいがちです。ですから、いろんな場面を想定しての体験で、そのパターンを崩してもらいたかったのです。
 あと3回セッションを行いますが、6回目のセッションには各学校でプレゼンテーションを作って
『プレゼン甲子園』をします。豪華な賞品を出します。

  


■長尾先生から簡単な総括
 ・1分間スピーチは、前回のスピーチに比べて聞き易くなった。視線もあがっていた。話すスピードもゆっくりになった。 また、原稿も読んでいないし、自分の言葉で話せている。それは、なぜかと言うと、雰囲気や慣れ、人間関係ができ緊張する 程度が低くなったからである。
  ・「慣れよう!(5つの場面設定)」については、先生の模範での三保木先生の記者会見で、記者から誰も質問が出なかったのは、 先生がその役になりきっていたからです。林先生の紙芝居も、朗読する前にコメントがあった。このように、立場を考える練習をする必要があります。誰から誰に伝えるのか?個人の立場か、会社の看板を背負っているのか?
 ・時津さんのプレゼンは、自己紹介と言いながら液晶タブレットの機能を紹介している。軽快,軽妙で、思わず笑ってしまう雰囲気作りも必要。

    今日のセッションのポイントを確認し、今回はどの様なことを学んだのかを生徒達に伝えます。そして、次回のセッションへ向けて楽しい企画を発表しました。 →    
   
 最初に行った、この夏休みの事の1分間プレゼンを、相手のアイコンタクトを確認しながら、代表者に再度やってもらいます。
聞き手は起立して、話し手とアイコンタクトが取れたと感じたら座っていきます。

プレゼンやスピーチは、聴衆とのアイコンタクトが大切なのです。
   
 最後に長尾先生から、今日の総括をワードを使ってのプレゼンで締めくくってくれました。  
   

5:30〜

■生徒によるVBBへの書き込み

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5:50〜

■生徒解散

■先生方の反省会
  ・VBBへの書き込み

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