平成16年度 総会のレポート


 2004年5月22日(土)13:00から大阪府私学教育文化会館(私学会館)にて、府立生野高校の関本正則先生をお招きして、平成16年度の総会を行いました。関本先生の「情報C」の素晴らしい授業実践を聞かせていただき、参加いただいた90名余りの先生方や学生、それに企業の方々はとても参考になったのではないでしょうか。

また、たくさん参加していただき、盛況に総会を終えることができ、会長および役員一同とても喜んでおります。どうもありがとうございました。

テーマ 「情報・コミュニケーションの工夫で意欲を沸かせる授業作り」
 
総会冊子・参加者名簿(PDFファイル)

1)総会議事 (総会冊子に掲載)
  ・昨年度の活動報告・会計報告
  ・規約改正
  ・役員改選
  ・新役員承認
  ・本年度の事業案・予算案

奥田会長挨拶(総合司会は津田先生)

昨年度の報告は高田先生(議長は飯田)
← 今年度の事業案と予算案を提案する
   新しい事務局長の池田先生

2)講演 教科「情報」の授業実践と情報活用能力

        関本正則 先生(大阪府立生野高等学校)    http://www.geocities.jp/okugake

  ※ 発表内容の詳細は、総会の冊子をご覧ください。

米田先生から関本先生の紹介
関本先生の実践はホームぺージで公開されています


1年生に「情報C」を2時間連続授業で実施されています
年間実習計画(冊子に掲載)も興味深いものでした


教室が狭くて、机の配置が対面形式なので
生徒の後ろにまわって「空中マウス」という
すぐれものを使っておられるそうです




「CM制作実習」の生徒作品を
ビデオで紹介していただきました。


先生の実習3原則がおもしろい。
1)試してみなさい(元に戻るがあるから)
2)先生を呼ぶ前に「右クリック」を押しなさい
3)5分過ぎれば「上書き保存」をクリック


この他に、「クラス文集CD制作」の概要。便利な備品・消耗品・便利なオンラインソフト・役立つWebサイトなどを紹介していただきました。すごく役に立ちました。ありがとうございました。
3)第2回情報アンケートの集計中間報告と分析

        市川隆司 先生(大阪信愛女学院短期大学:教育情報化コーディネータ2級)

※ 回答数がまだ25校です。まだ回答いただいていない大阪府の私立中高等学校の情報担当の先生、よろしくお願いいたします。(昨年度は76校の回答をいただきました。)



4)授業に活かせるなんでも談話室

◇A 「教科情報の談話室」
  
室長: 今井先生(明浄学院高校)・長尾先生(大阪信愛女学院短大)

2003年よりスタートした「情報」,設置されたねらいを具体的にどう授業に織り込むのか,関本先生の実践を題材にお互いの実践について情報を交換しました。
   
◇B 「プレゼンの談話室」

室長: 石部先生(大阪信愛女学院高校)・米田先生(羽衣学園高校)

学校では,プレゼンのためのプレゼン指導になりがちです。生徒に表現力をつけさせ,本当に生き生きとした発表にまで導くには何が大切なのかを、昨年度のICTプロジェクトの実践を振り返りながら先生方の問題点を話し合いました。
   
◇C 「国際交流・総合的な学習の談話室」 

室長: 辻先生(帝塚山学院泉ヶ丘高校)・林先生(プール学院高校)

国際交流や総合の時間は,生徒の情報活用の実践力をつける良い機会です。英語や国語,社会の先生にとって情報機器を活用した授業に取り組めるチャンスです。参加者おひとりずつ発言をいただき、問題点について話し合いました。
   
◇D 「校内情報化の談話室」 

室長: 高橋先生(東海大学附属仰星高校)・市川先生(大阪信愛女学院短大)

まず、高橋先生が仰星高校で実践されている報告と問題点を発表していただき、学校の情報化を管理職から任されてどのように進めていこうか悩んでいる先生方が、いろいろ質問をされました。グループウェアを入れて,教員間の連絡を密にしたり会議の回数を減らそうと考えているがなかなかそのように進まない対策を一緒に考えました。

5)まとめ

各談話室のまとめと閉会の辞で総会は盛会に終わることができました。

 総会終了後,恒例の親睦会(情報交換会)にもたくさん参加していただき、あちこちでコミュニケーションの輪が広がりました。
 

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